「ヒューゴの不思議な発明」 & 宮ヶ瀬「水の郷」
少し前になりますが、「ヒューゴの不思議な発明」を観に行きました!
この春、イズミータ(三姉妹で一番末っ子の妹)の絶対のお奨めの映画です!
3月にペコちゃん、メグ、イズミータ(イズミータは2回目!)と末っ子の翔ちゃん、そして母と6人で観にいって、あまりに感動して、帰ってきてから、ヒューゴとヒューゴを取り巻く登場人物の一人ひとりがあの時ああ言ったのはそうか、こういう意味だったのか、と、映画館で見ているときには、謎めいていてこの人は? 人間関係がすぐにわからなかったり、謎が残りながら観ていて、後半に入ってからようやく全てが繋がった感じだったので、帰ってきてから、色々なシーンを振り返って、ヒューゴがあの時言った言葉を思い出しては、どうしてももう一度観たくて、4月に入って早々、ペコちゃんと2回目の「ヒューゴの不思議な発明」に行きました。
(以下、2つの画像は「ヒューゴの不思議な発明」公式サイトより、個人使用が許可されているダウンロード用画像を使わせていただいています。)
2回目だと、ストーリーと人間関係の全てがわかっているので、巴里の空からリヨン駅の構内へと向かう壮大な映像美から始まるプロローグのシーンに出てくる人々も一人ひとりわかり、細かい所まで目が行き届きます。
全ての場面とシーンで、主役のヒューゴとイザベル、パパ・ジョルジュ、ママ・ジャンヌ、ヒューゴのパパ、ムッシュ・フリックはもちろん、駅の公安官、花屋さん、古本屋さんetc.一見、脇役に見える登場人物一人ひとりが当時の時代背景を知るうえで、実は大切な役割を担っています。彼らの生まれ育った背景、駅の中で会話する何気ない言葉のひとつひとつの奥にある深い部分までを、かみしめながら観ることができる余裕が持てるので、1回目よりも感動がさらに倍増して、深く感動して観ることができました。
時計職人の父を火事で失い、独りぼっちになってしまったヒューゴの唯一の友達は父の遺した”機械人形”...。
パパ・ジョルジュもママ・ジャンヌも駅の公安官も、みんなが心に傷を負って生きている、どこかが壊れてしまっている...。
パパを失くしたあと、パパの自分へのメッセージの意味を知りたい、自分が生きている理由を真剣に捜し続けるヒューゴ...。
ノスタルジーを感じさせるファンタジックな映像美の中、巴里の駅の時計台の裏側でひっそりと暮らしている少年ヒューゴの言葉のひとつひとつが今も心に響いています。
(記憶をたどって書いているので、表現が正確でないかもしれません。)
「答えが見つかるまで探す!絶対に諦めない!」
「世界が一つの大きな機械なら、いらない部品なんて一つもないんだ。」
「パパ・ジョルジュはぼくが修理してあげるよ。」
「どんな小さな部品にだって、役目があるんだ。」
「お願いだから行かせて!どうしても行って役目を果たさなくちゃいけないんだ。話を聞いてよ。あなたにもわかるでしょ?」
壊れてしまった機械人形を大切に抱えて涙ながらに公安官に訴えるヒューゴ、思い出すだけで目頭が熱くなってきます。ペコちゃんも涙していました。
巨匠、マーティン・スコセッシ監督の全てを込めて作られた3Dファンタジー、「ヒューゴの不思議な発明」。
こんなにピュアで心洗われる映画はそうそうないのに、東宝シネマズ海老名では一日一回だけの上映で、2回とも観客は10人満たないほど。なぜ??
欧米ではたくさんのアカデミー賞にノミネートされている素晴らしい作品なのに、日本でそれほどヒットしなかったのが本当に残念です。
トップクラスの俳優陣が連なる中、少年ヒューゴを演じるイギリス生まれの少年、エイサ・バターフィールドの天才的な演技にも驚きです!
いつかDVDになったら、おうちで観ることもできるけれど、映画館の良いところは、雑事に全く邪魔されることなく、映画のシーンに自分の身を置いて(ヒューゴは3Dだったので、よけいに臨場感があり)、映画の世界に入って没頭して観ることができること。
素敵な映画を教えてくれたイズミータ、ありがとう!!
「ヒューゴの不思議な発明」はこちらの公式サイトで予告編&ストーリー編を観ることができます。
予告編①、予告編②、ストーリー編をぜひ!!スピーカーONでご覧になって、機会があったらぜひ3D版を観に行かれてくださいね。本当にお奨めです!!
この春、見逃せないもうひとつの映画が、ロンドン在中のメグちゃん(真ん中の妹)とデーヴィッドが「イギリス人の心が分かるから絶対見てね!」と超お奨めの「戦火の馬」。
こちらもペコちゃんとぜひ見に行きたいなと思いながら、忙しくて行けず、家の近くの東宝シネマズでは終わってしまいました。
いつかDVD化されたら観ようと思います。
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話は変わって15年前、メグちゃんの強いお誘いで横浜市から座間市に越してきたとき、以前住んでいた町は慶応大学のキャンパスのある緑多い学園都市だったので、座間に引っ越して、正直、随分と田舎に来てしまったように感じたのですが、住んでみると座間はお水が美味しくて、坂の多い町なので、坂の上から見る遠くの山の風景は美しく、隣町の海老名にあるビナウォークの中の映画館、東宝シネマズまでも車で15分で行けて、さらにコストコも車で5分の近さにオープンしたので、いつでも新鮮で美味しい食材を入手できて、随分便利なところとなりました。
車で15分の海老名にもインターができたので、箱根に行くのもますます近くなり、空いていれば家からたぶん40分くらいで行けるかな?
同じくらいの時間で、湘南や江ノ島の海にも一般道でビューンとすぐに行けるので、山にも海にも手軽に行ける便利なところです。
もっと家から近くて綺麗なところに「宮ヶ瀬」があります。
宮ヶ瀬ダムがあるところで、大きなダムの反対側には、自然を生かした綺麗な公園「水の卿」があります。
桜の季節が終わってしまう前にと、先日ペコちゃんと宮ヶ瀬の桜に会いに行きました。
絵巻物のように美しかった宮ヶ瀬の桜の風景を、アルバム代わりにのせておきたいと思います。
和菓子に目がないペコちゃんはお団子屋さんでお土産を買って宮ヶ瀬を後にした、春うららな日でした。(kao)
** 英国雑貨&フレンチカントリー雑貨 English Rose Cottage(イングリッシュローズコテージ)**
** バラ柄のフレンチ雑貨&ロマンティックカントリー イングリッシュローズコテージ別館 **
** K's Rose Garden - イングリッシュガーデンに憧れて **
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